カブ・ビーバー Go!Do!稲刈り 秋の収穫祭
お久しぶりの投稿です。
緊急事態宣言が明け、やっとみんなそろっての野外活動です。
ここまで、本当に長かったですね。
自粛期間中の活動については、また改めてご報告するとして・・・
今日は、日の出町へ稲刈りに出かけました。
カブ隊と合同企画です。
これまでオンラインでみんなと交流をしてきた期間が長かっただけに
隊長の声は届くのだろうか・・・(大きな声ださなくなったし)
ケガとかしないかな・・・(隊長が)
いろいろリハビリしなければ・・・と心配したのもつかの間、
子どもたちはいつだって「今」を思いっきり生きているんだと
改めて思い知らされました。
いざ、田んぼを目の前にすると、黄金色の稲穂がたくさん米粒をつけて重たそうに立っています。
今回は、せっかくの稲刈りの機会に、みんなでちょっとだけ稲穂のことについて、
田んぼのことについて、稲作のことについて、お米のことについて、
考えてもらいたく、お題をだしてみました。
ふだん、ごはん茶碗一杯で、どれだけの米粒を食べているんだろう?
普段考えたこともない方も多いと思います。
子どもたちは一生懸命、米粒カウントしてきてくれました。
下は幼稚園児が1200粒、上は5000粒以上も食べているカブスカウトが!たくましい!
そして、田んぼでしかできないカウントをしてもらいました。
稲穂1本にはどれだけの米粒がついているの?
一株って、稲穂何本から成ってるの?
この田んぼには、何株の稲穂が植えてある?
数えてくれたカウントをメモりつつ、いよいよ収穫開始です!
今日の田んぼは思いのほか水が引けていなく、
ところによってはひざ下まで沈んでいく泥沼・・・!
ひんやりとした泥が直接足に触れて3歩以上進めなかったり
キャーキャー言う子がたくさんいる一方で
田んぼの神さまが降りてきたのかズンズン泥のなかを進む子も・・・!
慌ててその子に追従して、一心不乱に刈られた稲の束を受けとるも
ペースが早くてついていくのがやっと!
ふと隣を見ると、ふだんツンデレなあの子が器用な手つきでどんどん刈り取っている…!
はじめはあまりの泥に足がすくんでしまった子が、
しりもちをついて下半身泥だらけになってもすぐ立ち上がり
結局最後まで田んぼから上がってきませんでした。
適応能力が高い!
途中、近所のおうちの井戸へ水くみ部隊が出動しました。
井戸に興味津々だった子は、水の出し方をすぐに覚えて勢いよく水を出します!
お昼ごはんのあとは、束ねられた稲をみんなで運び出します。
・・・みんな、なんて働き者なんでしょう!!
そして、はさ掛けです。
こちらはカブ隊のお兄ちゃんたちがあっという間に仕事を進めてくれていました。
さて、今日一日でどれだけ刈ったんでしょう?
稲穂1本には30粒から、多くて80粒のコメをつけている。
一株は稲穂6本~8本。
今日の田んぼは縦と横に何株あったか数えた結果・・・
興味のある人は、家でゆっくり、おうちの人と数えてみてほしいと思います。
カブリーダーはさっそく算出してくれていました!
(詳しくはカブブログで!↓
秋の収穫。稲刈りハイクへいざ行こう。 - ボーイスカウト小平5団 カブ隊)
これから大きくなり、いつかこのときの体験の思い出が、どこかで蘇ってきたら
すごくうれしいことだと思います。
日本人の食生活は急激に多様化していますが、受け継いでいきたい食文化は
長い年月を経ても変わらない季節の収穫の喜びを知ると
より愛おしく思えるのではないでしょうか・・・
最後は、田んぼの責任者にみんなでご挨拶をして解散です。
きれいな秋晴れとおんなじくらい、みんなの顔はすがすがしい笑顔に。
ひさしぶりの対面での活動は、とても充実した実り多い時間となりました。
これからも、安全第一で充実した活動を守っていきたいと決意新たにしました。
ボースカウト小平第5団の活動は、ご興味のある親子のみなさんに無料で体験していただけます。ご連絡をお待ちしています!